アイフルに滞納が続くと送られてくる督促状や催告書には、いくつか特徴があります。
ここでは、アイフルから郵送される書面について紹介したいと思います。
どういった封筒で送られてくる?
滞納初期(約1ヶ月以内)に届く封書は「AIセンター」名義で送られてくる場合があります。
封筒も無地に近く、社名やロゴの記載はありません。
アイフル公式のQ&Aでも「郵送物は社名の入っていない封筒で送付します」と明記されており、家族にバレないようプライバシーに配慮していることが分かります。
しかし、滞納が長引くにつれて事情は変わります。
アイフル名義のハガキや封筒が使われるようになり、封筒の色も赤やピンクなど目立つ色に切り替わります。

届くハガキの内容は?
実際のハガキにはどのような文言が書かれているのか調べてみました。
Yahoo知恵袋にあった書き込みでは、ピンクのハガキに「連絡のお願い」と大書きされ、「期限の利益を喪失しているので一括で払ってください」と明示されていたとのことです。
他にも「優遇措置のご案内」というタイトルの手紙が届いたケースでは、「○月○日までに○○円をご入金いただければ残債務を一部減額して和解します」といった減額和解の提案が書かれていたそうです。
さらに別のケースでは、「減額和解提案」と題した赤い封筒の督促状が届き、「20万円支払えば残債務を免除する」といった内容が記されていたとの報告もあります。

滞納が続いた場合の文面のトーンは?
督促状・催告書の文面は、滞納初期段階とは打って変わって非常に厳しい内容になります。
「至急下記までご連絡ください。なお〇月〇日までにご連絡なき場合、貴殿の信用状況に重大な影響が及びます」「この通知をもって貴殿に最終の通告といたします」といった威圧的とも取れる表現で危機感を煽ってきます。
また、初期段階と違い、封筒の場合は社判や社名ロゴも印刷されているため、一見して金融業者からの督促であることが分かります。

郵便の種類は段階的に・・・
通常郵便のほか、滞納が長期化すると簡易書留や内容証明郵便で送られてくることもあるようです。
内容証明の場合、受取拒否はできず配達記録が残るため無視は困難です。
また裁判直前には特別送達(裁判所からの郵便)で訴訟関連書類が届きます。
ポストに入るハガキ程度ならまだしも、書留郵便や特別送達は家族に発覚しやすい点でも要注意です。
滞納初期はこっそりと、それでも支払いが無ければ段階的にあからさまな督促状へと変化していきます。
封筒の色や文面が厳しくなっていく様子は、まさに追い詰められていく心理的な恐ろしさを伴います。
